ChromebookのためのCPU講座

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皆さんイカがお過ごしでしょうか?のぶです。

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ChromebookのCPUは色々なものが使われている。

Chromebookは、低スペックCPUでもネットや事務処理レベルであれば十分に動くので、スマホのCPUを使ってる機種もあります。
しかし、CPUについてある程度基礎知識がないと辛いなと思い、デスクトップCPUのメーカー、スマホCPUのメーカー、そしてChromeBookで使われているCPUメーカーを紹介していきたいと思います。

徐々にまた追記や修正はかけていきたいです。

ここではChromebookはノートパソコンの話をしています。
デスクトップ型パソコンでChromeOSを使っている製品もありますが、ここでは扱いません。

※下記は手のひらにのる小型パソコンだ。ディスプレイなどは別途用意する必要がある。

デスクトップパソコンCPUについて

デスクトップパソコン用のCPUだとIntelとAMDと言う2大メーカーが鎬を削っている状況です。
マイクロソフトをビル・ゲイツが率いてた時代はIntelが強かったのですが、最近はAMDも盛り返している状況。

intel(インテル)

インテル入ってる

インテル入ってるというキャッチコピー展開している世界最大のCPUメーカー。
特にパソコンやサーバー系では圧倒的シェアを持つ。しかし、スマホCPUでは後れを取っており、そこが悩みの種。

AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)

AMD入ってる

AMDの日本法人である日本AMD株式会社の登記社名は「日本エイ・エム・ディ株式会社」であり、公式発表などでも常に「エーエムディー」と呼称される。

のぶも長年パソコン触っているけど、アドバンスト(略 という呼称を読んでいる人は見たことない。
そんな正式名を読んでもらえない会社だが、最近はインテル製品に比べ安くて性能が良いと評判なCPUメーカーである。
あとNVIDIAとグラフィックボード用GPUで戦っているぞ!

Apple(アップル)

Macintoshを扱うAppleも最近またCPUを自社開発していますが、今の所Apple専用なので、Chromebookで気にする必要はないですね。
Appleが好きな人は、デザイナー系の人が多い。

デスクトップのCPUメーカーは以上3社である。

スマホ用になるとApple以外別のメーカーになる。

初期はIntelも頑張っていましたがスマホ用のCPUを作ることに失敗して消えている。

スマホのCPUメーカー

2021年現在スマホ用のCPUは、Qualcomm、Apple、Samsung、MediaTek、HiSilicon(Huaweiの傘下)の5社になります。

ちなみに、スマホ用のCPUはSoCと言うのが正しいのですが、このブログではCPUに統一します。
日常会話でSoCとか聞いたことない(‘ω’)

SoCとは?

※SoCはSystem On a Chip というシステムを一つのチップに載せると言う意味だ。
機械が小さいスマホならではの設計思想から来ています。
SoCは、CPUやGPU、NPUなどを一つのチップに載せて、チップ全体で設計されている。
そうすることで、省スペース省電力を実現させている。
ちなみに、えすおーしーとかソックと呼ばれている。

 Intelは昔Atomと言うスマホ、ノートパソコンで使われていたCPUを作っていたが、現在はほぼ立ち消え。
AMDは、スマホ用CPUは現在作っていない。 作るかもしれないと言う噂はあるらしいけど。

殆どのスマホが上記5社のCPUを搭載しています。

スマホ用CPUメーカーの特徴を簡単に言うと

Apple(アップル)

アップルのロゴ

「Apple」は、自社製品であるiPhone用のCPUを作っておりシングルコア性能の高い。
日本では文句なしのスマホNo.1メーカー。しかし、高機能だが割高だと思われているので、中国ではiPhone持っている人は金払いの良い人と思われて、カモにされるので気を付けよう。

残り4社はAndroid用になる

Qualcomm(クアルコム)

クアルコムのロゴ

「Qualcomm」は4G-LTEや次世代の5G通信のチップをほぼ独占しているアメリカの企業。
5Gモデムチップに関しては、クアルコムがほぼ独占しており、ライセンスビジネスでガッポリ設けている。

Samsung(サムスン)

サムスンのロゴ

・ウリ製スマホに自社CPUを採用する韓国の「Samsung」
サムスンと言うよりGalaxyの会社と言ったほうがわかりやすいかもしれない。
サムスンの売り上げは韓国GDPの22%を占める。まさに韓国を代表する会社である。

MediaTek(メディアテック)

メディアテックのロゴ

台湾に拠点を持つ「MediaTek」
日本ではクアルコムのSnapdragonやAppleのCPUが支流だが、世界のスマホのCPUの3割以上がMediaTekのCPUを採用している。世界最大のスマホCPUメーカーといえる。

HiSilicon(ハイシリコン)

ハイシリコンのロゴ

中国製スマホHuaweiに登載されるそこそこ性能の高い「HiSilicon」
ファーウェイから独立してハイシリコンという会社になった。しかし、アメリカVS中国の経済戦争に巻き込まれてハイシリコンは市場から締め出されてしまった。
先ほどMediaTekが世界最大のCPUメーカーになった一因である。

以上がスマホの主なCPUメーカーである。

ChromebookのCPU

本題のChromebookで使われるCPUですが、ここではintelが大きな存在感を発揮しています。
ChromeBookはノートパソコン用CPUか、タブレット用CPU、ChromeBook用CPUが採用されている。

特に日本で2020年に発売されているChromebookでは、のぶが見た感じ7割ぐらいがintelCPUかなーという印象。
しかし、2021年分ではintelが4割ぐらいになっています。MediaTekが勢力を伸ばしている印象です。

つまるところ、ChromebookのCPUは、intel、MediaTekとAMDの3社だということ。そんなに覚えることがない印象。

2021年Chromebookで使われているCPU

Intel

Core i5-1135G7
Core i3-10110U
Celeron 5205U
Celeron N3350

Coreとか、Celeronはブランド名を表している。Coreは主力のブランドで、Celeronは低価格帯パソコン向けのCPUとして登場した。

しかし、Celeronは省電力なのもあってノートPC向けに使われることが多い。
ブランド名の後ろの数字は、大きいほうが性能が高いことになる。
Nはノートパソコン向けの意味。
最後についているUはウルトラブックの名残だが、今はウルトラ省電力という意味で使われているらしい。

性能の高さは価格にも反映される。
上記で並んでいる上から順に性能が高くて価格も高いぞ!

AMDのCPU

AMD Ryzen 5 3500C
AMD Athlon Gold 3150C
AMD A4-9120C

AMDは、使用用途によってブランドを使い分けている、何が良いとは一言で言えない。
基本はRyzenシリーズは主力ブランド名で、廉価版がAthlon、小型PCが向けにAシリーズがある。
末尾のCはChromebook向けの意味となる。

2021年のChromebookで使われているAMDのCPUはそのため末尾に「C」がついている

性能的には上記のRyzen、Athlon、A4となるようだ。

MediaTekのCPU

Kompanio 500 (MT8183)

Kompanio 500 (MT8183)がMediaTekが放つChromebook向けのCPUとなる。

CPUのみでの評価

Core i5-1135G7 > AMD Ryzen 5 3500C > Core i3-10110U > AMD Athlon Gold 3150C > Kompanio 500 (MT8183)> Celeron 5205U > Celeron N3350 > AMD A4-9120C

のぶが調べる限り、上記が2021年発売されたChromeBookで使われているCPUのランキングである。
やはりintelのCPUか、AMDのCPUが高性能となっている。

まとめ

パソコンでもスマホでも、CPUが中心となり組み立てられるが、能力はCPU意外にメモリやGPUなど総合力で決まる。
また、人によってはカメラ性能やバッテリーの持ち、ノートパソコンの軽さで評価する人もいるだろう。
実際intelCPUのi5やi3といった高機能CPUを使っているChromebookはバッテリーとの兼ね合いのためか、ノートパソコンとしては画面が14インチなど大きいものが採用されてたりする。

自分がどの場面で使うかをよく考えて購入するようにしよう、

Chromebookは、CPUで値段が大きく変わっている傾向があるので重要なポイントであることは間違いないと思う。

値段を気にしない太っ腹な人はintelCPUで問題ないと思うぞ!

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OS:Windows 10 Home 64bit (日本語版)、CPU:インテル Core i7-1065G7 プロセッサー、1.30GHz (ターボブースト時 3.90GHz)

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