chromebookの動作が重いときの対処法

ChroemOSのアップデート IT系

皆さんイカがお過ごしでしょうか?のぶです。

先日chromebookで動作が重くなる事態が発生したので、その原因を調べた内容をまとめました。

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定番の対処法

Chrome拡張機能を動かしすぎてないか?

Chromeの拡張機能は便利で、Androidには標準では使えないChromebookの利点である。
しかし、多く使うとChromebookの負担になるため、見直す対象の一つだ。

chromeの拡張機能

ブラウザ右上にある拡張機能ボタン(パズルのピースのようなやつ)から、拡張機能の管理が出来る。
削除も出来るが、右下の丸ボタンをクリックすると、OFF,ONの切り替えが出来るので、OFFにして動作を確認すると良い。

Androidアプリが重たくないか?

正規の手順か、×ボタンか、後述のタスクマネージャーでAndroidアプリを終了させよう。

ChromeOSのアップデート

ChroemOSのアップデート
画面のスクショを撮れたのは、デザリングでつないでいたため、ここでいう従量制Wifiとはデザリングのことになる。

ChromeOSは自動アップデートなので、勝手に動いているときがある。
従量制のWifi、デザリングなどだと、思いとどまってくれるが、自宅のWifiなど、通信に金がかからないと判断したら容赦なく実行するぞ!
その際一時的に重くなる。

環境にもよるが、Windowsに比べると圧倒的な速さで更新をしてくれる。
更新プログラムをどうにかしようとするより、終わるのを待つのが最善策だ。
終わるのをまとう。

ハードディスクの空き領域が少ない

後述するが、ハードディスクは仮想メモリとして使われるので、容量が少ないとChromebookが遅くなってしまう。なるだけ広く使うほうがいいぞ!

Androidアプリや、電子書籍で読んでない本など必須ではないファイルを消して空き領域を開けよう。

自分の場合は、次の再起動で直った。

タダの再起動で直った。

再起動です。スリープじゃなくて、ハードウェアリセット、ハードリセットと言うそうですが、Windows10だと完全再起動というやつですね。

再起動すると、Chromebookは今持っている処理したデータを一度開放して情報を元ない状態で、起動してくるので、情報が原因で不具合を起こしてた場合は、これでほぼ直ります。

Chromebookのハードウェアリセット

Googleの公式ページから引用します。

ほとんどの Chromebooks の場合、リセットするには以下の手順を行います。

  1. Chromebook の電源を切ります。
  2. 更新  を長押ししながら、電源  をタップします。
  3. Chromebook が起動したら、更新  を放します。

タブレットの場合音量大ボタンと電源ボタンを 10 秒以上長押してから放します。

Chromebook のハードウェアをリセットする - Chromebook ヘルプ
Chromebook の問題を解決するために、Chromebook のハードウェアをリセットする必要がある場合があります。この操作は「ハードリセット」とも呼ばれます。 ハードリセットは、他の方法で問題を解決できなかった場合にのみお試しくださ...

これはchromebookのデザインによって、キーボードに電源ボタンがあったり、なかったりするので微妙に操作が変わる。

タブレットの場合: 音量大ボタンと電源ボタンを 10 秒以上長押してから放します。

のぶの「IdeaPad Duet Chromebook」は、キーボードが取り外せてタブレットにもなる!というのが売りの2in1パソコンと聞いていたが、どうもパソコンではなく、タブレットだったようだ。

これでも直らなければ、ソフトの問題の可能性がある。

再起動の際はブラウザのタブは閉じよう

余談ですが、再起動する際には「ブラウザのタブ」は全て閉じておきましょう
再起動しても閉じてないタブは自動で再度開きます。開いてしまうとメモリを使ってしまうので再起動した意味がなくなります。

ChromeBookのタスクマネージャー

パソコンにはタスクマネージャーと言う管理ソフトがある。
自分のパソコンがどれだけ仕事を抱えているか?を確認出来るソフトだ。Windowsならタスクバーを右クリックから、タスクマネージャーを選択できる。

ChromeBookは、Everythingボタン+escボタンとなる。

Everthingボタン又は検索ボタン
Everthingボタン又は検索ボタン、意外によく使うボタン。

Everythingボタンは、場合によっては検索ボタンと呼ばれる、虫眼鏡のボタンだ。

またはChromeブラウザ右上「…」(縦に丸三つ)→その他のツールでタスクマネージャーを選ぶことも出来る。

上記操作どちらかを実行すると、Chromebookのタスクマネージャーが起動し、現在動いているアプリとメモリの使用量がわかる。

Chromebookのタスクマネージャー

chromebookのタスクマネージャー
Kindleアプリを選択して、メモリ使用量をクリックした状態。

これでメモリ使用量をクリックすると、メモリ使用量▼になり、メモリ使用量の多い順に並んでいるので、必要ないものを終了させていくとメモリが開放されてChromebookの動作が軽くなる。

重いアプリを終了させて、Chromebookをキビキビ動かしたいならこれで十分である。
しかし、利用できるメモリの残量やプロセスの使用状況を確認するとなるとこれだと不十分になるので、Chroshを使って確認しよう。

Chroshを使ってメモリを監視

Chrosh(クロッシュ)とは「Chrome Shell」の略でChrome OS標準のシェルである。
人によっては「croshターミナル」と呼ぶかもしれない。
ChromeOSがLinuxをサポートするあたり追加された機能だ。たぶん。
WindowsのCmd.exeみたいなものですが、Chromeブラウザで動きます。

これがあると現在どれだけメモリに余裕があるかがわかる。これはタスクマネージャーではわからない利点である。

Chromebookのcrosh画面
ChroshはLinuxで使われている機能で、簡易版がChromebookで利用できる

「Ctrl」+「Alt」+「t」の3つのキーを同時に押すことで、Chroshがブラウザで起動します。
黒い画面に決められた単語を入力+Enterで実行できる。
押し方のイメージとしては、「Ctrl」+「Alt」を左手で同時に押しているところに、右手で「t」をポンと押すと起動してくる。

今余裕のあるメモリを見たい

freeコマンド実行前

実際に「free」コマンドを使ってみましょう。
キーボードでfreeと入力して決定を押します

free実行後の画面

コマンド入力が必要になりますが、メモリの搭載量や利用量、自由に使える量など詳しく見れます。

メモリの数字の味方ですが、Totalの数値は、3991MBまたは約4GBと読めます。

freeコマンドの内容(容量は一つの例です。参考程度に見てください)

項目 容量 説明文
total 約4GB Chromebookに搭載された物理メモリ総量
used 2.2GB OSやアプリケーションに利用されている量
free 333MB まだ利用されてないメモリ量
shared 63MB tmpfsに使われている共有メモ(tmpfsは一時ファイル)
buff 1.4GB カーネルバッファーで使用されるメモリ(カーネルはOSの中核部分)
cashe ディスクの断片化、ディスクファイルの内容をメモリに保存する際に使われる
available 1.3GB すぐに利用することのできるメモリ量
(free+buff/cacheから解放して利用できる量)

基本的にはfreeか、avail Memを見ることになるでしょう。
ここの数字がChromebookのメモリの余裕となる。

freeとavailableのどちらが実質的な残量になるかはavailableとなる。
Linuxなど最近のパソコンはメモリはなるだけ余らせずに使おうとするのだそうだ。
そのためアプリなどを起動してメモリが足りなくなると、buff/casheなどから引っ張ってきて不足分を補ってくれる。

画像の数字から見ると、このChromebookは1.3GBのメモリ空き容量があるようだ。

SWAPとは?

SWAPは仮想メモリに使われる領域となる。
仮想メモリは、ハードディスクを疑似メモリとして使うメカニズム。メモリが少ないときに使われる方法であるが、freeが残っている状況でも使われるので気にする必要はない。

実際SWAPは、メモリに使われたけど、使用頻度の少ないファイルをSWAPに追い出して、高速化につながるbuff/casheに利用するのだ。つまり、freeがあるのにSWAPが使われているのは、ChromeOSが上手くやりくりしているからである。
SWAPが使われているからと言ってメモリが少ないと判断する必要はない。

SWAP領域はハードディスクになる

つまり仮想メモリで使われるのはハードディスク(SSD)になるので、ハードディスクは余裕を持たせておかないとChromebookが遅くなる原因になってしまうので、ハードディスクはそこそこ大きいほうがいいぞ!

top

現在のプロセスの負荷なども見たいときに使うコマンド

croshターミナルでtopコマンド
 

この真っ黒な画面でtop+Enterで、topコマンドが実行され、システムの状況と稼働中のプロセス一覧が表示されます。
コマンドを終了する場合は「qキー」を押します。

load average は左から順に [ 1 分平均], [ 5 分平均], [ 15 分平均] の数値です。この数値が高いと重たくなります。
全てが5以下で良いと思われる、この辺りは使っているChromebookの能力による。
正直ネット上に出回っているload averageの数字はLinuxサーバーの数字だったりするので、CPUやメモリ構成だけじゃなくOSも違ったりするので、この辺りはまだまだ手探りかなーと思う。

ちなみにのぶの「IdeaPad Duet Chromebook」は何もせず放置すると1以下、ブラウザでネット見てるときは2以下である。

Chromebookでのメモリ確認

基本事務作業等でCPUが必要になることはなさそう。
KindeやKOBOアプリでもメモリは使うが、CPUのLoad averageには余裕があった。

しかし、話題のウマ娘や艦これ、アズールレーンは俺の守備範囲外なのでわからない。
Chromebookで何がしたいか?で決まる。

ブログ更新やネットサーフィンであれば4GBで十分。

プログラミングなどをやりたい場合は、8GBでCPUもCore i5レベルが欲しくなるだろう。
というかプログラミングはPCスペックが高ければ高いほど良いものだ。
大きな画面も欲しくなる。

しかし、そんな能力が高いパソコンは自然と高くなる。
そんななかタスクマネージャーやcroshターミナルは、Chromebookで限界ギリギリを責める際に必須の機能になるだろう。

高ーい!でも、能力も高ーい!画面もデカーい!説明ふよーう!

のぶが持ってる方、安いがやはりメモリやストレージがしょぼい。

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