皆さんイカがお過ごしでしょうか?のぶです。
先日第一印象を記事にした「脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方」ををようやく読み終えました。後半は聞き流したがという表現が正しいがw
運動をすることで脳が鍛えられる
第一章の「革命へようこそ」アメリカで行われている0時間運動を読むことで教育にとっていかに運動が大事かがよくわかる。この部分を読むことで大きく運動したくなると思う。
これ以降の話は、科学的事実を積み上げて運動による脳への影響が書かれている、必須化といわれるとそうでもないし、化学物質の名前が多く出てくるので、正直理解は難しい。数学や化学の専門書を読んでいる気分になれる(笑)
とは言え、理解できなくても知っていると運動への取り組み具合が変わるかと思うので、実際に運動に取り組みながら時間を見つけて読んでいくのが良いと思う。
下記内容は自分が本から引用した概要だ。
脳は筋肉と同じで、使えば育つし、使わなければ萎縮してしまう。脳の神経細胞(ニューロン)は、枝先の「葉」を通じて互いに結びついている。運動をすると、これらの枝が生長し、新しい芽がたくさん出てきて、脳の機能がその根元から強化される。
ニューロンの枝と枝の結合部位はシナプスと呼ばれ、最も重要な場所だ
シナプスの活動が減り、樹状突起が萎縮すると、脳に栄養を運んでいる毛細血管も萎縮するため、血液の流れが制限される
シナプスの衰えるスピードが、新たな結合の生まれるペースを上回るようになると、頭と体の機能にさまざまな問題が生じてくる
運動は、脳の回路が結合を増やし、成長するきっかけを与える。血液の量を増やし、燃料を調節し、ニューロンの活動と発生を促すのだ。
もっと単純に言えば、
運動する→心拍数が上がる→血流がよくなる→脳に栄養がいきわたる→脳の神経細胞が活発になる→ボケにくくなる
このように僕は解釈している
運動が出来なくなると老化が加速する
個人的に印象深かったのは作者のお母さんの話だ。
すごい活動的なお母さんで年齢を重ねても運動を続けており、新しいことへのチャレンジをやめなかったそうだ。
ただ、そのお母さんも骨折して動けなくなると、運動に対して消極的になり、再度骨折して自分を保つことを諦め、ドラマの登場人物に話しかけるになられたそうだ。
これを読んだ際に自分の祖母を思い出した。95ぐらいまで一人暮らしを続け頭もはっきりしていた祖母だったが、一度転んで骨折をしてからは、寝たきりになりいわゆるボケが出てきて孫の顔も忘れてしまった。その後あっという間に亡くなった。
元気だった年寄りが、怪我によってあっというまに元気がなくなり、ボケが始まるのは、運動により脳の活性化が行われなくなることが僕の中ではこの本でつながった。
他のお医者さんの話
先日お医者さんに会う機会があり、その先生は糖尿が専門なのだが「脳を鍛えるには運動しかない」を読んだとお伝えした。その本は読まれてないが、運動が脳に大きな影響を与えているというのは本当だと断言されていた。
先生が言われていたのは「アイシリン」という化学物質だったが、これはネットでもすぐ出てきた
運動は、肥満、骨粗鬆症や認知機能低下の予防に有用である
「脳を鍛えるには運動しかない」は日本語版が2009年に発売されていて、アイシリン(Irisin)は2012年に発見されているので、本が出た後に発見された物だ。
本で書かれている内容が、もっと具体的に実証されているのだと思う。
実践に移す
両親にもこのことを伝えて、運動を毎日続けるよう働きかけようと思う。電話で少し話はしたが、今までの習慣が電話一本では変わらないだろう。
両親も年齢的にもかなり危ないし、生活にも実害が出てきてるっぽい。
運動することで脳が活性化といわれても、具体的に何に役立つのかわかりにくい、しかし、この本には、ボケ防止だけじゃなく、イライラする気持ちを運動で発散できることや、体の衰えを緩やかに出来ることを書いてあり、生活に運動を取り入れることに価値はあるだろう。
社会的にもコロナ鬱と言われているが、他人と会話ができなくても外に出て運動をすることで、気分転換が出来るのではないだろうか?
心拍数の話もあるので、今はウォーキングだけというので、軽いランニングを取り入れるように伝えたい。
自分も会社に行くだけなら6千歩しか歩いてないので、そこを1万歩歩くようにしたり、朝のランニングやゲームの以前やってた「リングフィットアドベンチャー」を再開した。
この心拍数が信頼できるかは疑問だが(笑)
一つの目安にはなると思うのと、毎日の記録測定として残していこうと思う。
短い時間だが、少しずつ体を動かしていき運動を毎日の習慣に取り入れたいと思う。
そう、運動を続けることが「老後をボケずに過ごす確実な方法」なのだ。
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