皆さんイカがお過ごしでしょうか?のぶです。
今回は面白かったラノベの紹介です。
Web版書籍版の説明するために簡単なネタバレあるけどよろしく。
理想のヒモ生活の簡単なあらすじ
異世界の魔法が使える最後の王族、女性の「アウラ」さんに、王族の魔法が使える婿候補として召喚された男の善治郎さんが、アウラさんに一目ぼれして婿入りする話です。
その際婿入りの条件として何もしなくていいですよーという話なんですね。
ブラック企業で働いてた善治郎さんは、自分の理想の嫁と生活を手に入れたーと喜ぶのですが・・・
連載は
もともとは「小説家になろう」で連載してたのですが、人気があったので書籍化されてヒーロー文庫で現在10巻まで出てる長期連載作品です。
そしてコミカライズされており、コミックも3巻まで出てます。
コミックも上手いコミカライズされているのでおススメ。
理想のヒモ生活の面白い3つのポイント
男社会の女王という点
異世界といえどこの小説の舞台は、男社会であり王族でも王には男がなる。
しかし、この舞台では戦争で王族が亡くなられて、女王のアウラさんが最後の生き残りという。
しかも、王族のみが使える血統魔法という魔法が王族に強い力を与えているので、女王アウラを成り立たせている。
とはいっても、もともと男性主導の世界であり、女性は男性を立てて一歩下がってろというのが超!常識な世界だ。
血統魔法の関係でアウラ女王を立ててるけど、善治郎くんを王族の代表として扱うことでアウラ女王の権力低下を狙うのです。
男性が貴族、王族になったらどんな面倒な仕来りや駆け引きの世界に巻き込まれるかという点
個人的に王子様のもとに女性がお嫁さんになって色々陰謀に巻き込まれるってのは知ってるが、女王のもとに男性が婿入りした奴は初めて読むのでかなり新鮮だった。
男性社会でアウラ女王の陰謀に巻き込まれるのだが、正直面白いですね。
宮廷で歩く際にアウラ女王の先をあるくとだめとか、でも遅れてもだめとかいろいろ超面倒w
また嫁さんが妊娠した際に、善治郎くんが善意でお手伝いを始めるですが、それはそれで善治郎くんがそれなりに有能であると証明してしまうので、アウラ女王の悩みの種になります。
この辺りからヒモ生活ではなくなってくる。
嫁と婿の二人をつなぐのが愛情のみという点
婿の善治郎くんはお嫁さんのアウラさんのところに文字道理今あるものすべてを捨てて、婿入りするぐらい一目で惚れる。
その思いが通じたのか、アウラさんも婿の善治郎くんにべたぼれだ。
その二人を見ているとすごく応援したくなる。
この女王アウラさんは色々と陰謀に巻き込まれるのだが、そのアウラさんを助けるために善治郎くんは頑張る。
見ていてスゲー微笑ましくなります。
でも、奥さんは国益を考える必要がどうしてもある、そもそも婿さんと結婚したのも国益を考えてという前提があります。
なので、奥さんが目当ての恋愛結婚した善治郎くんとのすれ違う点も読んでて面白いですね。
徐々に婿さんにひかれていく女王様の姿はニヤニヤするポイントだと思ってます。
戦争モノではない
10巻まで出てきてますが、内政というか王族夫婦の奮闘記というのが正しい内容かな?
戦争はないです。でも、動物というか魔物退治はある。
戦争はないけど国家間の政治の駆け引きが中心になりそうですね。
まータイトルからして戦争は無縁だと思いますw
異世界チートはパソコン
ガラスとか出てきますが、作り方の概念を伝えてるレベルで、実際の試行錯誤は現地の人が頑張ってます。
ただ、マヨネーズがーとか安易な文明チートはないですねー
パソコンやエアコンが出てきますが、持ち込んだ善治郎くんが基本楽するためであり、世界に大きな影響は与えてません。
ただ、パソコンのエクセルを国の税収計算につかっているので、王族の力になってます。
エルフとかドワーフの人は出てきてないですね。
理想のヒモ生活はWeb版と書籍版と違う。
書籍版は最初はほぼWeb版に加筆してだけなので、大きなストーリーは変わりません。
しかし、側室を受け入れざるを得なくなる話が出てくるのですが、その第一側室で大きく変わってきます。
Web版は、国内の有力貴族の女性を受け入れます。
書籍版は、海外の王族の姫様を受け入れます。
この銀髪の子が海外から来たお姫様。
コミックは、まだ側室まで話が進んでないので両方の共通ストーリーを進んでます。
この海外のお姫様ってところがポイントでして、今後の話の広がりがスゲーわくわくするのです。
海外のお姫様は科学重視
書籍版を読む限り、側室になる北大陸にいるお姫様は、大航海時代並みの冒険を達成して、アウラさんの国にくることになる。(つまり容易に交流出来るわけじゃないってこと)
最初は全く初めての国のお姫様なので、本当にお姫様なのか?という証明する話から始まる。
そしてそれが確認出来たら国と国の貿易の話に繋がっていく。
南大陸は、血統魔法という特定の人が使えるけど超強力な魔法を重視するポイントになるのですが、北大陸は、特定の人が使える魔法より科学が重要視されているとこになります。
科学の国と魔法の国が上手く溶け合わさるとスゲー発展するんじゃね?とワクワクするのですが、この科学が進んでいる北大陸には変な宗教があります。
この変な宗教が、進んだ科学で南大陸を侵略するんじゃね?と不穏な話が出てきてヤキモキさせるところです。
まとめ
まずはコミック版読むと小説版も読みやすいと思う。
コミック読んで面白かったらWeb版を読み、気になったら書籍版ですね。
Web版は無料で読めるし、国内の側室はこれはこれで面白いです。
でも、書籍版とかなりずれてきているので、作者は2つの連載抱えている状況に陥っているために、書籍版を優先しているためか、現在Web版の連載速度は正直遅いですね。
書籍版は先日ようやく1~10巻の電子書籍版が出ました。
そして今月新刊の11巻が出るようです。
かなり楽しみです。
今後はラノベのネタも増やしたいな。
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