Chromebookのためのメモリ講座

メモリが一杯だと処理速度が落ちる IT系

皆さんイカがお過ごしでしょうか?のぶです。

今回はメモリ回、メモリの基本的なことをお伝えします。
メモリはスゲー奥深いというか、メモリをいかに効率よく使うかがコンピュータの基本になっている気がします。

それをなんとなーく理解するためにも、この記事を読んでもらえればうれしいです。

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メモリとは何か?

メモリとは簡単に言えば、コンピュータの作業場所になる。

メモリは机

料理でいえばフライパン、事務作業だと机にような場所になる。
そして人はCPU、ハードディスク(SSD)は、本棚や倉庫のようなものになる。

事務作業をする際に、本棚から書類を持ってきて、机で開いてパソコンで作業をしたりするがこの机がメモリにあたる。

メモリが一杯だと処理速度が落ちる

作業が多くなると、机の上にどんどん書類が積み重なっていく、或いは同時に書類を開く場所がなくなってしまう。

この状況になるといつもより時間がかかる状況となります。

メモリが多いと作業スペースが増える

メモリが多いと机が広いことと同じ意味になるので、一度に処理できる書類の量が多くなる
机での作業がサクサク進む状態になるわけです。

とは言え、メモリを増やしてもCPUが実行できる量は決まっているのでCPUの能力がショボいのにメモリを多く搭載しても、処理能力はあがらないので注意だ。

推奨メモリ

Windows10であれば出来れば8GBが推奨。職業によっては16GB、32GBも珍しくない。

では、Chromebookはどうかというと、基本4GBあればデスクワーク、Officeやブログレベルでは十分ある、流石に2GBはやめとけと言いたい。

しかし、Googleのリファレンスモデルが8GB積んでるし、将来には8GBが珍しくない機種が多くなるかもしれない。

昨今のテレワークとマルチタスク、バックグラウンドYoutubeなどを快適に仕事をして、ストレス感じたくないなら8GB推奨となるだろう。

Googleのサポートが最長で8年

Chromebookの自動更新期限
自分のChromebookの設定画面から、更新期限を確認することが出来る

機種にもよるが2020年以降のChromebookは、Googleが基本8年使えると自動更新ポリシーでいっている。
OSの最新バージョンを8年使えると言うのは大きい、Windowsはそこまでサポートしてくれない。部品の故障などなければ、長い付き合いになるだろう。

正直8年もパソコンを持ち続けたことがない。自作PCだと5年も使っていると部品がヘタって、先日は電源が壊れた。

またスマホやノートパソコンと付き合ったことない、実際のところ5年も持ってたら多くの人は能力不足で買い替えてるのではなかろうか?

長く付き合いそうであれば、メモリは余裕を持っておいたほうがいいだろう。

※機械の故障はメーカーによります。Googleのサポート8年はあくまでもChromeOSの話です。

ChromebookがWinowsに比べてメモリが少なくてすむ理由

ChromeOSは、Linuxカーネルを採用しており、Linuxの影響を強く受けている。
そしてLinuxはメモリを節約する技術が多くあり、少ないメモリでも快適に動くよう設計されている。

それを参考にしているので、Chromebookは少ないメモリでもサクサク動く。

具体的にな技術としてわたしにゅーすさんが紹介されてた、zRAMと、double-wall(二重壁)を紹介する。

zRAM

やってることは「圧縮機能付き RAM Disk」である。
利用頻度の低いファイルを仮想メモリとして使っているハードディスクに圧縮して置いてメモリを節約する。

2013年以降、GoogleのChrome OSはデフォルトでzramを使用しています。Androidのバージョン4.4以降には、zramが含まれています。

Zram - Wikipedia

double-wall(二重壁)

double-wall(二重壁)は、アプリ(主にブラウザウィンドウ自体)のクラッシュを防ぐ手法のこと。

最初の「壁」用に一定量のRAMが確保され、そのしきい値に達すると、ソフトウェアはプロセスを閉じる順序を評価して、現在実行中の作業が影響を受けないようにします。

まず最初に完全なバックグラウンド操作が閉じられます。(開いたけど見たことがないタブとか)

閉じられたタブやウィンドウは、最も長く使用していない順に、メモリからデータ移動します。

最終的に、どれも機能しなくなってしまった場合、カーネルOOM(メモリ不足)機能が、優先度に基づいてタスクとプロセスを開始および終了します。

したがって、作業中のデータは失われません。メモリから退避されていますから。

Chromebookに必要なメモリ容量とその理由 | わたしにゅーす – Me(ow)News
Chromebookを買うにあたり、スペックを調べると思います。 そのときの尺度として妥当な数字を調べていました。 日本語ではあまり詳細に語っている記事は見かけないので、時間がかかりましたが、最近英語圏でその答えを見つけたような気がするので

※この機能はわたしにゅーすさん以外で詳しい説明が見つからなかった。

上記の機能で、Chromebookはメモリが少なくても十分動くようになっている。

おまけ アプリの利用メモリ(IdeaPad Duet Chromebookの場合)

アプリ名 使用メモリ 補足
楽天KOBO 280MB Android版は長いことupdateしてない。
Kindle 280MB 基本KOBOより本の価格以外ケチつけるところない
DQW 500MB キャラクター作成画面までは確認
ウマ娘 240MB 起動後、先に進まずゲーム画面にたどり着けなかった。
zoom 64MB アスキー調べ

この手のアプリはChromebook本体にデータを保存するので、ハードディスクが必要になります。出来れば128GBほどあったほうがいいかもしれない。

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