皆さんイカがお過ごしでしょうか?のぶです。
先日田舎に帰った際に、いつも行ってた本屋が3件なくなってた。地味にショック!
本屋が個性を出せにくい理由
モノを売る際、価格に重要な指標になります。
例えば宝石を立派なお店で超一流の店員さんが売ってたとしても、100円の宝石だと、凄くチープなお店に見えます。
また、スマホも高いと高級で性能が高く見えるし、安いとおもちゃで性能が悪く見えます。
Appleはある意味デザインとブランドで実際の性能より高く売ってるところがあります。
ある意味Appleが安いスマホを売り出したら、ブランドが下がると思います。
話がそれましたが、価格というのはお店の個性を出すんじゃないか?と思うところがあるんですね。
そして本は再販制度で価格が決まっているために、本屋が競争しにくくなっているのだと思います。
再販制度とは?
著作物の再販制度(再販売価格維持制度)とは、出版社が書籍・雑誌の定価を決定し、小売書店等で定価販売ができる制度です。
アメリカには、再販制度がないため書籍の価格が自由に小売店で決めれます。
ポイント還元はOK
日本も再販制度を見直すべきだと思う。
実は現状でも値引き販売できるという専門家もいる。
値引きではないが、ポイントカードを作りそれを使って本を売ってたお店もあった。
値段を決定する権利が書店にあれば、利益分をポイントやサービス向上といった個性がでるんじゃないかなーと思うわけです。
電気屋のYAMADAには、本を売ってあり、YAMADAポイントついたりする。
コンビニだって本を買えばポイントつくしね。
ポイントカードすらない書店は、雑誌売る際にコンビニに負けてしまうわけだ。
セブンイレブンの場合は、7netという通販サイトではnanacoポイントをプレゼントしてくれるし、3月31日までは、2000円以上の注文であれば20%nanacoで還元してくれる。
実質20%OFFだ!
Q.再販制度がなくなればどうなるのでしょうか?読者の皆さんが不利益を受けることになります。
A
①本の種類が少なくなり、
②本の内容が偏り、
③価格が高くなり、
④遠隔地は都市部より本の価格が上昇し、
⑤町の本屋さんが減る、という事態になります。
1~4はともかく、再販制度が町の本屋さんを守っているとはとても思えないですね。
昭和時代の法律は平成が終わる時代にマッチするのか?
この再販制度の根拠は「*昭和28年 7 月 3 日の「衆議院経済安定委員会」における政府答弁」が根拠のようです。
http://www.jbpa.or.jp/pdf/resale/tebiki7.pdf
昭和28年ですよ、昭和が終わって次の平成も終わる時代に66年前の制度をいまだに使い続けるのは、厳しいと思うのです。
昭和28年にシャープが国産テレビを初めて作って、NHKがテレビ放送を始めて、「君の名は」が映画で放送された年みたい。
時代の移り変わりが激しく、本屋が衰退していく時代に、本屋を守る法律をいつまでこのままにするつもりなのか気になるところ。
まとめ
小売業はAmazonや楽天といった大手通販サイトのおかげで価格破壊を起こしています。
公正取引委員会がポイント値引きを認めたために、書店で本買うよりも通販サイトなどで買うほうがお得になっています。
海外ではブッククラブと言われているみたいだが、特別契約で大量に本を注文することで価格を安く抑える方法だけど、大手通販サイトやコンビニでは出来るのかもしれない。
小さな町の本屋には、凄く厳しい時代になっている。
本は町の本屋で買ってあげると心情的には良いかもしれません。
俺?財布の関係で、値引きが大きい電子書籍を買いますww
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