ポケモンは任天堂が育てたコンテンツである

皆さんイカがお過ごしでしょうか?のぶです。

ポケモンGoやってますか?個人的にはお散歩アプリの面が強いので純粋な楽しみ方ではないですが、電車に乗っている時にまだ見つけてない影のポケモンを見ると、出社を止めて電車から降りたくなる日々を過ごしています。

スポンサーリンク

ポケモンGOはGoogleが凄いから出来たは間違っている

そんなポケモンGoに批判的、ポケモンGoのブームはすぐに過ぎると言った意見を良く聞きます。
それと別の方向性でひろゆき氏の

「ちょっと気になったのが、ポケモンGOの開発・配信は、イングレスを運営する『ナイアンティック』って会社がやっているらしいんですよ。そんで、この会社はグーグルの子会社なので、ゲームの仕組み自体はグーグルが作ってる。ってことで、結果としては『やっぱりグーグルすげー』って話になると思うんですよね。

~ 中略 ~
「ポケモンGOの成功=任天堂の功績」という捉え方は、間違っているのではないかと疑問を呈しているのだ」

ゲームスキーと言う人がこの見方をするって、とちょっと残念でした。

一番凄いのはポケモンを生んだゲームフリークです

ゲームフリークの田尻智が6年以上かけてあきらめずに作り上げた。これが大元になります。
そしてナムコに一度持ち込まれたと言う噂もあるけど、任天堂に企画を持ち込み開発援助を行っている。任天堂も6年完成を待ち続けたんですね。

ポケモンを育てた任天堂

岩田氏が社長で訊くで、ポケモンとの関わりを話しています。

岩田

当時、わたしは任天堂の人ではなくて
HAL研究所の社長だったのですが、
同時にクリーチャーズの役員でもあったご縁があって
『赤・緑』の海外版のローカライズがどうやったらできるのか、
その分析の仕事に関わることになったんですね。
そこで『赤・緑』のプログラムソースをあずかって、
それを読み込むようなことをして、
「こうすればローカライズできますよ」と
任天堂の担当部門につなぐようなことをやりました。

社長が訊く『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』

ポケモン作っているゲームフリークは、小さな会社だったので、金銀を作るのでいっぱいいっぱいなところに、ポケモンの海外展開するように当時の山内社長が決めます。そのために任天堂からサポートが入るのですが、それに岩田氏が関わってくるお話です。
他にもポケモンの無線化へのアプローチを岩田氏がしているとここで話をしています。

石原:『ポケモン』では
有線のケーブルを通じてポケモンを交換するという、
なんというか、アナログっぽいイメージで成り立っていましたから。
「それはどういう可能性を持つんでしょうか?」とか、
「どのくらい離れて大丈夫なんですか?」とか、
いろいろ岩田さんを質問攻めにして、
ようやくワイヤレスアダプタの可能性、
イノベーションがあることがわかったんですね。
それで「かがくのちからって すげえ」と思いまして(笑)。

社長が訊く『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』

しかし、ポケモンへの任天堂最大の貢献は株式会社ポケモンの設立と思います。

岩田 わたしが任天堂に入ったのは
2000年の6月なんですけど、初仕事のひとつが
株式会社ポケモンの立ち上げだったんです。

社長が訊く『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』

任天堂が育てたので海外展開出来てグローバルコンテンツとなる

株式会社ポケモン社長の石原氏はこうも言っています

4Gamer: 移植の話に戻りますけど,これって,もし岩田さんがその作業に手を挙げなかったら,日本を代表する“グローバルコンテンツとしてのポケモン”はなかったかもしれない,という話でもあるんですよね……。

石原氏: そうですね。

【岩田 聡氏 追悼企画】岩田さんは最後の最後まで“問題解決”に取り組んだエンジニアだった。「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」特別編

ここでは岩田氏の話が主なので岩田氏がいなければと言うことになっていますが、マリオやドンキーコングなど世界でゲームを売ってきた任天堂だからこそ、海外で通じる作品であると見抜き、お金と人を出していることを忘れてはいけません。

また映画でモンスター配信する仕組みも岩田氏が関わっています。

石原氏: 後で発売されたニンテンドーDSにはネットワーク通信機能が付加されていたわけですが,一方でローカルのワイヤレス通信も,手軽さという面で依然として重要な機能でした。
 だから,「ダイヤモンド・パール」(※)では,ネットワーク通信とワイヤレス通信の両方を実装すべく技術検討を進めていたんですよ。
 そんなとき,「ポケモンの映画を上映している映画館で,その映画で活躍したポケモンがもらえたら凄く嬉しいと思いませんか?」と提案し,それを強く推進したのは岩田さんなんです。

【岩田 聡氏 追悼企画】岩田さんは最後の最後まで“問題解決”に取り組んだエンジニアだった。「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」特別編

ポケモンGOはポケモンだからこそのヒットである

Ingressは、海外のゲームでありながら日本でも人気のあるゲームです。
Ingressと言うゲームと20年続いてゲーム業界を代表するポケモンを比べるのもなんですが、IngressはポケモンGOほど人気が出ていません。
その証拠としてIngressでは問題になってない問題が、ポケモンGOで問題になっているのが証拠ですね。
歩きスマホや他人の土地をスポットとして使い、商売して良いのか?など、Ingressでは問題になってなかったことが、ポケモンGOになり問題が表面化しています。アメリカでは等々訴えられましたね
これはプレイヤー人口が圧倒的にポケモンGOの方が多いため表面化した問題だと思います。

つまり、ポケモンGOの大ヒットは、ひろゆき氏が言ってるようにGoogleやNianticが凄いんじゃなくて、ポケモンを生み、そしてポケモンをそれこそモンスターソフトに育て上げて、20年つづけてこれるようにしてきた、ゲームフリーク、株式会社ポケモン、そして任天堂が凄いんですよね。

岩田社長はこれを見越していたのか?

個人的には、ここまで大ヒットするとは思ってなかったと思います。たぶん、みんなが喜んでくれるに違いないと仕掛けた、ワイヤレス通信や映画館でのポケモン配信の延長線上にポケモンGOがあったんじゃないかと思います。そして、岩田氏が存命ならばまた新たなテクノロジーでどうやってみんなに楽しんでもらえるかと言うことを考えて、色んな仕掛けが出てきたんじゃないかなーと思います。

ポケスポットを探す心の余裕を持とう

ポケモンGOが世界で社会現象を起こすぐらい喜ばれています。色々問題もありますが、禁止するのではなく、ポケモンユーザーと社会がお互いに仲良くなれるような付き合いをして欲しいと思います。
ポケモンGOユーザーは、もうちょっと周りの景色を楽しむ余裕が欲しいと思いますね。特に初めて行く場所ならばゆっくり周りをみて美味しい物があったら手を伸ばす余裕があると、歩きスマホと言われずに済むと思います。折角ポケスポットと言った見所を教えてくれてるのです。ポケスポットが実際にどの場所にあるのか、周りはどうなのかをゆっくり見て行きましょう。
実際に見て見るとお店が潰れてたりして、時の流れを感じたりします

ポケスポット01
上はポケスポットの写真、下は実際の現場の写真です。ポケスポットでは「とら丸」と言うお店ですが、現在は点心のお店になってます。とら丸は潰れたんですねー
天心のお店
バビロンポケスポット
上はポケスポットの女神像。下は女神像の今の姿です。自分が見た時タマタマこのようになってたと思いたい。ゴミと一緒になってたので、最初どこにあるのかわからなかったです。
ゴミの扱いのポケスポット

悲しい現実を見てしまうこともあるかもしれませんが、ポケスポットを見る余裕は持ちたいですね。本当に色々自分が知らないところを教えてくれます。

ではイカよろしくー!

ポケモンGOコーナー

コメント

タイトルとURLをコピーしました